くすしそばについて
厳選された国内産そば粉と、体に良い生薬を配合した薬の都越中富山ならではのそばです。生薬にありがちな薬臭さや苦味が無く、一番身近でおいしく食べられる薬膳そばです。「医食同源」の思想のもと、長い年月を費やし完成されたこの「くすしそば」は、大切な方の健康を心より願った贈り物としても喜ばれております。
※「医食同源」とは?薬は健康を保つ上で毎日の食べ物と同じく大切であり、美味しく食べることは薬を飲むのと同様に心身を健やかにしてくれると言う考えです。
くすしの意味
昔、医師や薬剤師、売薬業に携わる人を総じて「薬師・くすし」と呼びました。これは「やくし」とも読み、病気を治し災害を除く医薬の仏、薬師如来(やくしにょらい)の総称でもあります。また、富山には「薬師岳(やくしだけ)」という山があり、古くより人々に親しまれています。
薬膳とは?
元気で長生きしたいという人間の願望からうまれた 中国独特の料理。
・強壮・老化の予防、さらには病気の予防や 治療が目的。
・中国薬学の理論に基づいて、薬用価値のある 何種類かの食べ物を入れて調理したもの。
・色・香・味・形の完成されたおいしい料理
これら全てを備えた料理のことを薬膳と言います。 家庭でこの薬膳を取り入れるには、継続して食べられるおいしさと、手軽さが求められます。
くすしそばができるまで
昔から薬売りで知られている富山。その薬のイメージを生かせないかと、昭和58年頃、先代(窪田 正)が麺に生薬を練り込む事を発想しました。その後、約百種類もの生薬を配合したものの、臭いが消えない、麺の色がとてもおいしそうには見えない、ゆでると麺が切れるなどの試行錯誤を繰り返し、約4年の歳月をかけて納得のいく、おいしいそばを作り上げました。現在「くすしそば」は、生麺と乾麺があり、それぞれおいしいそばに仕上がり、皆様に喜んでいただいております。
くすしそばの種類
・生麺
・乾麺
「生薬名=黄精(おうせい)」 ユリの一種。5月頃、垂れ下がって花を咲かせ、鳴子を下げたような姿なのでこの名がつきました。根を蒸し、乾燥させ使用。色はこげ茶色。滋養・強壮薬や栄養ドリンクに使われ、抗菌作用もあると言われております。
さらに次の生薬をそれぞれ組み合わせて練り込んでいます。
生薬:ばらの実
「生薬名=山ざ子(さんざし)」 ばら科のサンザシの果実を乾燥させたもの。脂肪を分解する酵素を含み、消化不良、食欲不振に効果があり、持続的な、降圧作用もあると言われております。
生薬:山イモ
「生薬名=山薬(さんやく)」 ヤマイモ科のヤマノイモまたはナガイモの根茎。色は真白で無味無臭。食欲不振、疲労回復、血糖降下作用もあると言われております。
生薬:クズ末
マメ科のクズの根の、でんぷん質を使用。甘辛く、体を暖める作用があると言われております。葛根湯としても広く親しまれています。
くすしそばのゆで方
1大きな鍋にたっぷりの沸騰したお湯を用意する。
2麺をほぐして入れ、お好みの硬さにゆでる。(生麺約4分、乾麺約8分)
3ゆであがったら、冷水でよく水洗いする。 (ゆで汁はくすしそばの養分が溶け込んだ そば湯になります)
4冷たいつゆで、ざるそばに、麺とつゆを温めてかけそばにと、お好みでお召し上がり下さい。
くすしそばの保存方法
生麺でも常温で日持ちします(生麺で約一ヶ月、乾麺で約一年)温度差の少ない涼しい場所で保管してください。夏場高温期は冷蔵庫での保存をおすすめします。※賞味期限は袋に表記してあります。
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